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【Windows 小技集 Vol.08】GoogleFonts からフォントを取り込む方法

今回も会員様からのリクエスト。

「WindowsのパソコンでExcelやWordでポスターを作っているが、気に入ったフォントがない」というご相談にお答えします。

無料で使用できるフォントは、様々なサイトで提供していますが、今回は比較的取得が容易な「GoogleFonts(グーグルフォンツ)」から素材をお借りする方法をご紹介します。


1,GoogleFonts


Google Fonts は Google が提供するウェブフォントのライブラリで、無料でさまざまなフォントをダウンロードしたり、ウェブページに埋め込んだりすることができます。


特徴と使い方

  1. 無料で使用可能:個人や商用利用に対して無料で提供されています。

  2. デバイスに取り込み可能:パソコンやタブレットなどのデバイスにインストールして使用することができる

  3. 埋め込みが簡単

    • Google Fontsのサイトから選択したフォントのリンクタグをコピーしてHTMLに貼り付けるだけで使用できます。

    • CSSでフォントを指定するだけで、自動的にウェブフォントが表示されます。


特に3,のWebサイトへの取り込みという活用方法は多くのサイトで使われております。これによってデザインの多様性を持たせたり、ブランドイメージを向上させたりできます。


今回は2,のパソコンへの取り込みの方法をWindows11 のOSを事例にご紹介いたします。

なお説明に使用するサイトは2024年10月末のものです。GoogleFontsのサイトは頻繁にデザインやリンク名などが更新されるので、表示されたものが違う場合は、各自ご確認ください。



2、フォントのダウンロード


まずは「GoogleFonts」のサイトにアクセスします。https://fonts.google.com/


表示されたサイト内でフォントを選択します。フォントの種類はとても多いので左側のPreviewにサンプルの文字を入力し、その下で言語やスタイル、イメージなどを選択し、ある程度フィルタリングをすると、選択しやすいと思います。

なお、このサイトは英語表記になっているので、日本語表記に変換して使用していただくと、わかりやすいかもしれません。

取り込みたいフォントが決まったら、フォントをクリックします。

GoogleFontsの選択

更新されたページでフォントのイメージを確認し、問題なければ左上部の「Get font」ボタンをクリック。

GoogleFontの確認画面

表示されたページで右側の「Download all」をクリック。

※Webサイト等で使用したい場合は、上の「Get embed code」(埋め込みコード)を選択します。

GoogleFontsのサイトからダウンロード

ダウンロードされた圧縮フォルダを右クリック、「すべて展開」を選択し展開します。

ダウンロードしたGoogleFontsを展開

3、フォントのインストール


展開されたフォルダにはフォントファイル(拡張子.ttf)とOFL.txt というテキストファイルが含まれています。

OFL.txt は、「SIL Open Font License(OFL)1.1」に基づくフォント使用許諾に関する内容です。内容はすべて英語ですので、各自翻訳して内容に目を通しておくとよいと思います。 主な要点は以下の通りです

目的: フォントの開発を促進し、自由に共有・改良できる環境を提供。 利用範囲: フォントの使用、改変、再配布が無料で可能。ただし、フォント単体での販売は禁止。 条件: ・元の著作権表示とライセンスを維持。 ・改変版のフォント名に指定された予約名の使用は禁止。 ・フォントを他のライセンスで再配布することは禁止。 終了条件: 上記条件が守られない場合、ライセンスは無効。 免責事項: フォントは「現状のまま」提供され、使用に伴う保証や責任はなし。

OFL.txt を確認したらttfファイルをダブルクリック、表示された画面で「インストール」を選択しフォントを取り込みます。

または、ttfファイルを右クリックして、直接インストールを選択し取り込んでもOKです。

ttfファイルの取り込み(インストール)画像

これで取り込んだフォントを使うことができるようになります。ExcelやWord、PowerPointなどを立ち上げている状態で取り込んだ場合は、いったん再起動すると使用できるようになっているはずです。

取り込んだがフォントをExcelで活用

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